2013年5月9日木曜日


「授業についていけなくなったら…」②
         ★結果を出す★
学力向上のためには、本人の努力が不可欠です。いくら周りが騒ぎたてたところで、本人に勉強する意志がなければ意味がありません。どんな高尚な授業を受けても、効果的と言われる学習法で勉強したとしても効果は薄いでしょう。要は「学習意欲」の問題。やる気なしの勉強で成績アップは望めません。

さて、やる気はどうやって引き出すのか。残念ながら、本人の自覚に頼るしかありません。そのためには、根拠のある自信が必要です。つまり、結果を出すことです。

例えば、中間テストで過去最高点を取ったとします。非常に気分もいいでしょうし、自信にもなるでしょう。そして、次の期末テストも頑張ってみようという意欲もわいてくるはずです。これがやる気です。

もちろん高得点を取ることが全てではありません。これまでできなかった問題ができるようになるだけで構わない。漢字ができた! 単語が書けた! 計算問題でミスしなかった! 何よりも点数が上がるという具体的な結果を出すことが必要です。努力の対価を実感できれば、次もやってみようと思います。

最初の一歩は小さくても、まず踏み出すことが大切です。あきらめて何もしないのではなく、自分のできることから始めてみてください。やる気になったら、そこから本当の勉強が始まります。