「CRAFTWORK(クラフトワーク)」つづき
「午後2:00までに出社してはならない」
「午後10:30までには帰らなくてはならない」

教師にストレスや疲労が少ないので、全員素晴らしい授業を展開します。さらに毎週月曜日に技術会議というのがあり、より合理的で効果的な指導方法を常に研究しています。そのため、どの教師の授業も独創的で面白い。私もずいぶん勉強になりました。
使用教材の考え方も独特で、原則、担当教師の自作プリントを使います。教師は出社後すぐに授業の予習に取り掛かります。その日の授業内容を考え、教材を作成します。つまり、この塾では、教師の仕事は授業の予習だけなのです。
これは結構珍しく、普通の塾では考えられません。というのは、一般的な塾では、生徒数が何名になったとか、いかに募集すべきか、とか、退塾させないためにはどうしたらいいかとか、営業を担当させられるからです。つまり、電話勧誘などに費やす時間で忙殺され、予習はほとんどできないのが現状です。
専任講師がこれだけの時間を使って授業研究する塾は、理創塾以外ではみたことがありません。1回の授業の中身が濃いので、当然、生徒たちの成績は上がっていきます。私が驚いたのは、成績が下がる生徒がほとんどいないということです。これが塾の本来の姿なんでしょうね。徹底して生徒の目線に立ち、教師は生徒のために何ができるか常に考える。そんな塾です。
入ってくる生徒の成績がことごとく上がっていきますので、噂がうわさを呼び、この塾はたいへんな人気をほこっています。なかなか入ることができず、キャンセル待ちの状態が続いています。
私が勤めた塾の中で最も理創塾に近く、考え方も似ています。私も同僚も生徒たちも居心地抜群。理創塾とよく似ています。