2013年1月27日日曜日



理創塾の特徴④ 「中3の1年で勝負する」③

中1は、当面、基本事項の暗記が中心です。

英語は「アルファベット」と「簡単な単語」を覚えていきます。数学は、「正負の数」と「文字式」。計算のやり方を覚えておけば大丈夫。この段階では、ヒラメキやセンスはあまり必要ありません。理科や社会も当面は覚えることが中心の学習内容です。つまり、国語を除く4科目が暗記中心の勉強となります。

覚えるだけなら自分でできます。逆に、周囲の助力はほとんど効果なし。本人の努力がモノを言います。なにしろ覚えるだけですから。

 さて、この段階で塾に通うことに、どれほどの意義があるものなのか。週1回、ないし、2回。しかも数10分塾で勉強したところで、正直、たいした効果はないと思います。
それよりは、30分程度の短い時間で構わないので、毎日、家で覚えた方が数倍の効果を得られるでしょう。
 
 ところで、中1の最初から塾に通っていたみなさんにお伺いしますが、1学期に比べて3学期は成績が上がりましたか? 

「最初は簡単だから点がとれるけど、だんだん難しくなるから点数が下がってくるもの」
塾ではそんな説明をすることがあります。だとしたら、最初にいい点をとるために塾に通うのでしょうか? そんなことのために、お金と時間を使うのは少々もったいない気がします。

中1の時くらい、部活や習い事など、中1の今しかできないことを、思いっきりやった方がいい。中1のころから勉強漬けになるよりは、本格的な勉強は中3だけにしておいた方が、楽だし楽しいと思います。わからなくなってから、塾に通っても全然遅くありません。

やはり勝負すべきは中3なのです。