2013年1月25日金曜日


理創塾の特徴④ 「中3の1年で勝負する」①

かなり過激なうたい文句ですね。現場の講師ですらこう感じるので、そうでない人にはかなりのインパクトがあると思います。

しかし、今を去ること10数年前、「ゆとり教育」が施行されるさらに前のこと。塾は中3から通うのが当たり前の時代がありました。

当時は生徒数が今よりずっと多く、受験戦争なんて言葉があったころです。高校入試も苛烈を極め、難関校だけでなく、どこの高校を受験するにも相応の努力が必要な時代でした。そんな時ですら、塾は中3から通うのが当たり前でした。

いつの間にか、「塾に通わせるのは早ければ早いほどいい」という風潮が高まり、

  「塾は中1から通った方がいい」
  「小6の春休みから通わせるべき」
  「小学生の時には塾に通っていないと中学に入ってからついていけなくなる」
こんな感じで、まことしやかな噂が蔓延することになりました。

これが事実なら、小学生から塾に通っている生徒のほとんどが、成績優秀でなければおかしいのですが、現実には、そんなことになってはいません。

私(渡辺)は、何年も塾に通い続け、成績が上がらない生徒を何人もみてきました。通塾期間が長いからといって、みんなができるようにはなりません。だらだらやるくらいなら、やる気を持って集中的に勉強した方がいいのかもしれません。

理創塾は、受験に向けて基本的には中3で勝負します。中2の授業はありますが、勝負は中3と考えています。今年度からは、中1の授業はありません。そのあたりのことを次回から数回にわけて詳しくお話しします。
(つづく)