理創塾の特徴④ 「中3の1年で勝負する」②
勉学において、予習は極めて有効。小学生の時に塾で中学の予習しておけば、1学期の中間・期末までは比較的簡単に得点できるようになるかもしれません。しかし、最初に勢いがあっても先細りでは困ります。
「竜頭蛇尾」の例をひとつ。
私(渡辺)は小3の3学期くらいから英語の勉強を始めました。そのときに教わった先生がとてもわかりやすく、しかもおもしろおかしく教えてくださったので、英語が好きになり、小6のころには中3内容まで終わりました。デキも、そう悪くはなかったと思いますよ(笑)
さて、中1。1学期も2学期も定期テストは満点です。アルファベットや簡単な単語、文型などは小学生のときにいやというほど勉強していたので、何も勉強せず100点をとることができました。
でも、これがいけなかった。私は英語は勉強しなくても点がとれるものと思い込んだのです。授業もまともに聞きませんでしたし、宿題もまじめにやらず、英語の学習習慣は全く身につきませんでした。
もちろん、せっかく覚えたこともどんどん忘れてしまいます。3学期にはとうとう貯金がなくなり、平均点くらいしかとれなくなりました。そして、中2で英語はチンプンカンプン。苦手科目になりました。中3ではすっかりやる気を失い、それでも受験のためにいやいや勉強したものです。
どんなに早く勉強を始めたところで、中1英語の授業はアルファベットから始まります。それぐらいなら、学校で習った後で練習すれば済むことです。当然、覚えることに苦労するでしょう。でも、苦労して勉強した成果として、いい点数がとれたら達成感がありますね。次も同じ努力をしてもいいかなと考えるでしょう。
しかし、何もせずに満点なら、「次は頑張って勉強しよう!」などと思うでしょうか。怠惰な姿勢が身につくだけです。
やはり勝負すべきは中3なのです。
(つづく)