2013年2月12日火曜日

理創塾の特徴④ 「中3の1年で勝負する」⑦




かつて、埼玉県の公立入試は比較的易しい問題でした。

  30年前 昭和53年度 合計333.8
  20年前 昭和63年度 合計309.5
  10年前 平成  9年度 合計291.8

中間・期末テストの平均点は280点前後ですから、当時は、定期試験より簡単に感じたかもしれません。

しかし、昨年の平均点は237.9。昭和53年より100点も低くなり、定期試験よりはるかに難しくなりました。

内申点を考慮した場合、中1・中2までは定期試験に合わせた勉強をせざるを得ません。しかし、中3は違います。学校で勉強する基礎的な内容だけでは入試に通用しません。「より深い理解」「本物の学力」を身につけるための勉強が必要となります。

塾が必要となるのは、やはり中3からです。中3から勉強しても間に合います。というより、部活を引退しないと学校の勉強以外のことを学習する時間的余裕がありません。また、以前お話しした通り中1から3年間も集中して勉強することは極めて困難です。

中1・中2は学校の授業を中心に、そして、中3になってから塾を活用しながら勉強する。これが理想です。勝負は中3なのです。

2013年2月7日木曜日




理創塾の特徴⑤ 「毎回 国数英40分×3(120分)」

例えば、300個の英単語を100個ずつ3日間で覚えるのと、10個ずつ30日で覚えるのとでは、どちらが効果的でしょうか? ちなみに、前者を「集中学習」後者を「分散学習」といいます。
実は、この問題は既に結論が出ていて、一般的に「分散学習」の方が効果的といわれています。

理創塾では、毎回1日に英数国の3教科を40分ずつ学習します。中3は週3回、中2は週2日。前述の「分散学習」の効果を考えると、生徒のみなさんには、最も適した学習法であると思います。


比較のため表にすると次のようになります。上は各教科を週1回120分勉強する時間割で下が国数英を毎回勉強する理創塾の時間割です。
  
40分授業の長所は、国数英を週3回必ず毎回勉強すること。「分散学習」の観点からするとこちらの方が効果的です。さらに、1教科40分だけ勉強しますので、集中しやすいこと。卒業生たちに聞くと、「毎回40分で教師が変わるから飽きない」との意見も多かったです。

1回の授業で進む分量も多くはないので、当然、1回の宿題の量もそれほど多くはありません。復習もしやすいと思います。週1回きりの授業では、休んだら、次の授業は2週間後ということになりますが、毎回3教科の授業だと、欠席しても次の授業は3日後です。

何より、苦手科目の授業を120分も聞くより、40分でおさめた方が負担が少なくて済みます。どんなことでも、無理をしたら長続きしません。

2013年2月6日水曜日



理創塾の特徴⑤ 「中2は週2日」

理創塾では、中2の授業は週2日です。学習効率を考えれば、週3日くらい塾で勉強した方がよいのかもしれません。しかし、夏休みのように学校が休みならいざしらず、通学しながら、しかも、部活で疲れきっている体力の中、塾で授業を受けるのは大変なことです。できるだけ負担が軽い方が理想的。中2段階での無理は禁物です。

振り返ってみると、私も中2の頃は部活に明け暮れて、あまり勉強はしませんでした。定期試験の前の1週間くらいは頑張ったように思いますが、それが終わると元通り。宿題を片づけるのが精いっぱいでしたから、1時間も机に向かっていなかったと思います。でも、それでいいのではないでしょうか。というより、それくらいしかできないと思います。

内申点のことを考えると、中2は中間・期末で点を取った方が受験時に有利です。となると学校の授業が最優先。授業をきちんと理解することが重要であって、過度な勉強は必要ありません。無理したところで勉強が嫌になるだけ。結局、投げ出すことになるでしょう。

理創塾には自習室もあります。小学生がいないので、騒がしくありません。また、科目によっては、定期試験前に補習もあります。試験前には、大いに塾を活用して思う存分勉強してください。平日は軽めに、試験前は思いっ切り。けじめのある勉強で、来るべき受験に備えていきましょう。


2013年2月4日月曜日


閑話休題 「賢い塾の選び方」

先だって「賢い塾の選び方」(http://homepage3.nifty.com/kashikoi/)をご紹介しましたが、同名のサイトが別にあります。

「賢い塾の選び方」~学習塾・予備校の比較~
(http://juku-erabi.net/)

こちらのサイトでは、塾の入会金・月謝・教材費その他諸費用などを比べることができます。塾のチラシには月謝が明記されていないところがほとんどですから、塾選びの一助となるでしょう。

注意を要するのは、紹介されている塾の中には、それ以外に「特別講座」の費用が加算されるところがあることです。ご興味のある塾があれば、直接電話で確認されるとよいでしょう。

ちなみに、理創塾のチラシには月謝が載ってますし、このホームページにも掲載していますので、ご参考までに。また、「○○特訓」「××講座」などの特別講座はありませんので、掲載している内容が全てです。補習や中間・期末テスト対策にも一切費用はかかりません。

しかも、学力不振に陥っていない限り中3からの通塾をお勧めしていますので、塾に支払う費用も少なくて済みます。

それにしても、塾はお金がかかりますね。できるだけ通塾の期間を短くすべきではないかと改めて思いました。だからこそ、塾選びは慎重にすべきです。「賢い塾の選び方」には口コミもありますので、ぜひのぞいてみてください。結構辛辣ですが、参考になると思います。

2013年2月2日土曜日


閑話休題 「進学情報の入手先」

「進学情報は塾が提供するものがいちばん正確だから、塾に通っていないと何もわからない」なんて言われていますが、そうでもありません。

情報社会の現在、インターネットでほとんどのことは調べられます。もっとも、検索できないこともありますが、そういう時は直接高校に問い合わせれば済むことで、塾を通す必要はありません。電話一本で事足ります。

参考までに、便利なサイトをご紹介します。

 ワイズメディア(http://ysmedia.jp/)
  ここの埼玉版の情報はわかりやすくて重宝しています。

 北辰図書(http://www.hokushin-t.jp/)
  知りたい情報が簡潔にまとめてあります。

 埼玉県教育委員会(http://www.pref.saitama.lg.jp/kyouiku/)
  ほとんどの情報はここにあります。わかりづらいですが…。
 
その他、いろいろありますが、いっぺんにご紹介すると混乱を招きかねないので少しずつにしておきます。とりあえず、最初はワイズメディアをご覧になることをお勧めします。バックナンバーも読めますので、入試の概要はおわかりいただけると思います。

2013年2月1日金曜日

閑話休題 「通塾率と学力は相関しない?」

「賢い塾の選び方」というサイトがあります。(http://homepage3.nifty.com/kashikoi/)

更新は頻繁ではなく、2~3か月に1度程度ですが、注目に値する情報が掲載されていて、一部の塾関係者の間で話題になったことがあります。

そこに、「世の中、成績が上がらない塾が多いのではないか?」という記事があり、「通塾率と学力は相関しない」(小6)という衝撃的な事実が紹介されています。

データをご覧いただけると一目瞭然、その事実は明らかです。しかし、原因究明までには至らず、途中のまま未だ更新されていませんが…(笑) 

ただ、筆者の仮説のひとつに興味深い考え方がありますので、一部抜粋してみます。

 【仮説】 「塾よりも、学校の姿勢や家庭・地域社会のあり方で学力は決まる」
    子供たちは塾にいるよりも、学校や家庭にいる時間の方が、はるかに長いです。そしてつね    に、地域社会の一員でもあります。そのため、「塾よりも、学校の姿勢や家庭・地域社会の     あり方で学力は決まる」という考え方は、まさにその通りであると思います。

詳しくは、「賢い塾の選び方」をご覧ください。