2013年5月12日日曜日


「授業についていけなくなったら…」⑤
★まず自分で勉強してみる★

授業についていけないと思ったら、他人を頼らず、まずは自分ひとりで勉強してみましょう。

これまでお話ししたように、勉強するためには時間を確保することが必要ですし、やる気になっていないと話になりません。


できることから勉強してみてください。家庭学習の習慣が身についてきたら、少しずつ学習効果が出てきます。そして定期試験で得点できるようなら問題ありません。これまでの勉強を継続すべきです。

自分でやってみて効果があるようなら、塾を頼らなくても大丈夫。あせることはありません。しかし、勉強を続けていると、壁にぶつかることがあります。勉強しても成績が上がらないようなら、塾に通うのもひとつの方法です。塾はそうなってから考えても遅くありません。

しかし、学習習慣も身についてなく、やる気もない状態で塾を考えるのは時期尚早。その前に自分でやっておくことがあると思います。そうでなければ、塾に通うだけで成績が上がると勘違いし、家では全く勉強しなくなります。

塾に通う前に、まず自分で勉強してみること。それが大事です。




2013年5月11日土曜日


「授業についていけなくなったら…」④
★学習時間を確保する★

「今日からは真面目に勉強しよう!」と一大決心し、1日5時間の勉強を計画したところで、恐らく3日と続きません。壮大な計画を立てたとしても、実行できなければ意味がない。

現実的に考えていきましょう。勉強しようと思い立ったら、まずは1日に何時間くらい学習できるか考えてみてください。これまでに全く勉強してこなかった人が、突然長時間勉強しようとしてもなかなかできません。

また部活の練習があれば、疲れてしまってやはり長時間の勉強は無理です。せいぜい2時間くらいが関の山。

次に、その時間で何ができるか考えてみましょう。仮に1日の学習時間が2時間として、毎日5科を勉強しようとしたら、1教科に24分しか当てられません。これで何ができるか。

学校の宿題を片づけるだけでおしまいになってしまいます。余裕があれば授業の復習や確認くらいはできるかもしれません。

実は、これで良いのです。毎日宿題と復習をこなすことで、今現在習っている授業内容は理解できるようになります。定期試験で得点力がアップするのは間違いありません。結果を出せば、やる気になります。

大事なのは、短時間で構わないので、毎日勉強すること。家庭学習の時間をゼロにしないことです。最初は無理のない時間で、慣れてきたら少しずつ延ばしていき、中3になって部活を引退したらある程度の時間を確保する。

できるところから少しずつ始めていきましょう。





2013年5月10日金曜日


「授業についていけなくなったら…」③
★暗記・計算から始めてみる★
結果を伴わない努力は長続きしません。学力不振からの挽回を決意し努力しても点数が上がらないとやる気は失せてしまいます。

今日で中間テストまで1週間を切った学校もありますが、それでもとにかく結果を出したい。そのために今回は最も得点しやすいところから勉強すると良いでしょう。


数学であれば計算問題の練習を多めにやってミスをなくす。国語ならば出題範囲の漢字を覚える。英語は単語のスペルや全文の訳を覚えておく。

過去に遡らないと理解できないような内容は、とりあえずおいておき、現在の知識で得点できそうな単元を勉強すべきです。

あまり手を広げないで勉強し、少なくとも前回の点数を上回ること目標に頑張ってください。コツがつかめたら、期末テストではもっと得点できますので。

前学年の総復習や弱点補強は、夏休みにまとめて一気にやりましょう。特に中3は部活を引退すると時間に余裕ができすので、勝負のしどころです。

まずは自分のできるところから手をつけていきましょう。


2013年5月9日木曜日


「授業についていけなくなったら…」②
         ★結果を出す★
学力向上のためには、本人の努力が不可欠です。いくら周りが騒ぎたてたところで、本人に勉強する意志がなければ意味がありません。どんな高尚な授業を受けても、効果的と言われる学習法で勉強したとしても効果は薄いでしょう。要は「学習意欲」の問題。やる気なしの勉強で成績アップは望めません。

さて、やる気はどうやって引き出すのか。残念ながら、本人の自覚に頼るしかありません。そのためには、根拠のある自信が必要です。つまり、結果を出すことです。

例えば、中間テストで過去最高点を取ったとします。非常に気分もいいでしょうし、自信にもなるでしょう。そして、次の期末テストも頑張ってみようという意欲もわいてくるはずです。これがやる気です。

もちろん高得点を取ることが全てではありません。これまでできなかった問題ができるようになるだけで構わない。漢字ができた! 単語が書けた! 計算問題でミスしなかった! 何よりも点数が上がるという具体的な結果を出すことが必要です。努力の対価を実感できれば、次もやってみようと思います。

最初の一歩は小さくても、まず踏み出すことが大切です。あきらめて何もしないのではなく、自分のできることから始めてみてください。やる気になったら、そこから本当の勉強が始まります。

2013年5月8日水曜日


【閑話休題】 「中学の勉強」

 中学と高校では勉強の仕方が根本的に違います。中学は学習範囲がありますので、それを超える勉強は「無駄」ということになります。ですから、できるだけ余計な勉強をしないことが肝要です。しかも、公立高校を目指すなら、5科目をまんべんなく勉強しなければなりません。広く勉強するために浅く学ぶ。「広く浅く」が中学の勉強のコツという訳です。

 一方、高校は範囲なんてあってないようなもので、どこまで深く学習できるかがポイントとなります。そのために、文型・理系に分かれ、自分が得意とする教科を選択し専門性を高くして学習していきます。中学の「広く浅く」に対して、「どこまでも深く学ぶ」ことが高校の勉強のコツと言えます。
 では、高校で「広く深く」学ぶことができたらどうなるか。そうしたら、国立の難関大学に合格できるでしょう。

 確かに、中学の勉強は基礎的な内容ばかり。「広く浅く」で十分です。しかし、ここでつまづいているようでは、深く勉強することなど不可能です。大学受験を考えた場合、中学段階の学習は極めて重要です。決して難しい勉強をするのではなく、理解不足の単元をつくらない。「広く浅く、まんべんなく、もらさず学ぶこと」これが中学の勉強です。

2013年5月7日火曜日


「授業についていけなくなったら…」①
★定期試験に合わせて勉強する★
成績不振に陥ると、たいていの皆さんは「何とかしよう」と考えます。しかし、何から手をつけて良いのかわからず、次の一歩を踏み出すまで時間がかかります。

 では、どうしたら良いか。それはたぶんに個人差があるもので、その時点でのその生徒の学習状況によりけりで、一概には言えません。しかし、今学校で習っている単元を勉強することが最善策。

 なぜかというと、中間テストや期末テストの得点に直結するからです。勉強しても成果が見えないとやる気になりません。やったら成績が上がったという事実があれば、次もやってやろうと思えますが、そうでなければやる気は失せるでしょう。

 しかし、過去に積み残しがあり、今習っている単元が理解できなくなっているケースだってあるでしょう。その場合は、理解不足の単元の復習は必須です。ただし、時間的余裕はありません。わからなくなったところまで戻ってしまったら、今学習している単元まで帰ってくるのに膨大な時間を要します。そんなことしていたら、中間テストに間に合いません。

 今習っている単元を理解するのに必要な復習を織り交ぜながら、直近のテストに合わせていく。しかも復習は最小限度で時間をかけず的確に。この勉強こそ、成績不振打開の最善の学習方法です。

2013年5月2日木曜日


 「高い学力を保持する生徒たちの特徴」

絶対的な勉強法というのは存在しません。「こうやったら成績が上がる」式の誰がやっても確実に学力アップできる方法なんてありえないということです。

例えば、「反復練習」。効果的であるかもしれません。しかし、全員には当てはまりません。だって、「反復練習」は単純作業の繰り返し。つまらないと感じる人の方が圧倒的です。これを毎日欠かさずやるためには、相応の忍耐力と努力を要します。身が入らない人や長続きしない人は大勢いるでしょう。

中学段階で本当に学力の高い生徒は、家庭学習の時間が意外と短いという事実があります。定期試験前の勉強時間もまた同じ。明らかに短い時間で勉強し、しかもハードな学習はしていません。

要領がいいという側面も否定できませんが、あながちそれだけではありません。彼らに共通することは、とにかくしっかり授業を受けているということです。「授業を完全に理解しよう」という姿勢を強烈に感じます。

彼らは、授業で扱う内容をその時間にきちんと理解しているから、宿題も楽にこなせるし、復習に時間がかからない。さらに、定期試験前に理解不足の単元なんてほぼない状態ですから、改めて覚え直すところもない。時間がかからない所以です。また、楽だから勉強が嫌にならない。

それから、彼らは質問がある場合は、必ず授業後にしてきます。わからなかった部分はすぐに解決し、翌日に持ち越さない。この姿勢も「授業をしっかり理解しよう」という発想から来ているのでしょう。

全てがうまく回り、相乗効果で彼らは高い学力を維持できている訳です。その根本は授業の完全理解にあるわけで、授業をしっかり受けることこそが好成績を獲得するためのいちばんの近道といえます。

ということは、成績不振最大の原因は、授業内容の理解不足であると思われます。さて、それでは授業を理解できなくなったらどうするか。そのあたりのことを次回からお話ししていきます。